時が止まればいいのに。

足掻きながらも歳はとっていくのです。

忘れられないこと。

こんばんは、女子高生です。夕方ってこんにちはなのかこんばんはなのかちょっと迷いますね。

 

さっきWOWOWで録画した「君の名は。」を観ていて、その延長というかなんというか、今「言の葉の庭」をみています。

私はこの映画のRainという曲がとても好きで、でも一時期わりと嫌いでした。

なぜ嫌いかというと、昔好きだった人がよく歌っていた曲だから。

その人はわりとダメ人間で、ダメ人間が私好きです、ダメ人間を好きな私のことを私は好きで。まぁその人のことを嫌いになったからその曲も嫌いになってしまったという。まぁよくある話ですね。

 

それはもう私にとってはだいぶ前のことで、今はやっぱりこの曲好きだなぁとウォークマンに入れていつも聴いています。

 

ただ、今回書きたかった過去の恋バナはこれと似ているけれどこれよりも自分の胸を貫かれた、単純にいうとだいぶつらかった話。

淡々と書いてしまえばこれとそっくりなのだけれど、なんでしょうね、自分にとって重みが違う。

 

本来このブログにはもっと普通のことを書くはずだったのに恋愛に関することばっかり書いてしまうのは恋愛脳だからです。どうか未来の私がこれを笑ってみていますように。

 

その人は音楽を作る人で、なんというか、才能がある人だった。

今は全部ブロックしているから知り得ることはないのだけれど、今も作曲活動をしたりどこかで活躍しているのだと思う。

私はその人に惹かれて、何故かわからないけど動画にコメントとかをしたりTwitterにリプライを送っているうちにその人と一緒にお話をするような仲になり、何度かあったり、お付き合いをしているわけではないけど、まぁそういう関係になってしまった。

色々あり、私の年齢があれだったのと相手が童貞だったことから多分怖くなってしまったのだろう。私は急にその人に素っ気ない態度をとられて、それはそれは落ち込んだ。

端的にいうと私は当時その人のことが好きで、でも相手は正直童貞を卒業したかっただけで私のことはたいして好きではなくて。

なぜそんなことを言ってしまうのかというと、後々共通の友人に聞いたら、その人は同時期に付き合ってはいないけど好きな人がいて、私とそういうことをしてしばらく経ち恋人同士になり、多分今でも付き合っていて、まぁ分析すると私はあの人にとって練習台だったんだろうなと。

それを聞いた時は当たり前だけど大激怒したわけですよ。

ただ私はばかだったから、というか冷静な判断を欠いてしまっていて、結局謝ってもらうこともできなくて、泣く泣くブロックするしかできなくて、ブロックするということは相手にとって私をなかったことにできるから好都合ということで。泣き寝入りするしかなかった自分にもむかつくし、その人の作った曲は今でもわりと嫌いです。

ただ、本当にいい曲を作る才能のある人なんですよ。歌もうまくて。

曲自体は好きだから未だにウォークマンからその人の曲を消せなくて、でも聴くことはやっぱりできなくて、ウォークマンをランダム再生にしているとたまに流れるのがまぁつらいつらい。

忘れているはずなのに、多分忘れられてないんだろうなぁ。

あの時どうすれば納得のいく結果になったのかなぁと今でもふと思い出してしまう。

いつかあの人の曲をまたいい曲だなぁと聴いていられるようになるのかしら。そんな日がきてほしいような、きてほしくないような。